「出力があまり落ちていないが、音が割れる。」という症状でやってきました。
 音を出してみたところ確かに・・・これは電源部では・・・そう思い電源部のコンデンサーの箱を開けたら案の定コンデンサーの中身が出てきていました。とりあえず交換です。

 交換終了。
今回は70’sの銀パネなので、クリーンで丈夫な質の良いコンデンサーで有るSPRAGUEのBlue CAPを使いました。
お客さんの希望もありましたので。

※通常、この辺以前のAMPのOILコンデンサーは抜けている物が殆どです。ヘタにOLDの状態のままだと、本当のAMPの音では無いのが事実です。特に電源部のでかいコンデンサーは楽器と違い、AMPではOLDの状態が残っているから良い音とは限りません。電流が綺麗にならないので。電気機器なので良いパーツで電気の流れを良くした方が音もよくなります。やりすぎると、綺麗になりすぎますが・・・。
 ちなみにSPRAGUE Blue CAPの様な良いコンデンサーを使うと・・・・・・
50’sは良すぎるコンデンサーを使うと、いまいち・・・合う物を探すのに苦労します。60’sは物によります。70’sははっきりとしたクリーンサウンドになります。音なので好みによりますが、あくまでも参考までに。
 つづいて、Tubeを交換するためにバイアスKINGでCHECK!!オシロスコープでも同時に確認します。
 最後に音を出して終了です。

 今回の大きな原因は、真空管不良とバイアスのずれすぎでした。交換したコンデンサーはデカップリングコンデンサーで、フィルターの役割している部分で電気をきれいにしてノイズを少なくする作用の物です。

 最後に。
今回のコンデンサーや以前のコンデンサーで悪い物を並べました。
 左から、一部膨らんでいる物、全体が膨らんでしまっている物、中身が出ている物、色が焼けている物。こんな感じの物や側面にOILが浸みている物はダメです。


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