完全に取れてしまいました。左の写真が最初の状態です。なにやら2本ほど棒が
ありますが、これはポジションマークをはずしてダボをドリルで入れたらしいです。
 さすが、アメリカ人!無茶しますなぁ。これが余計にネック部の強度を弱めている
事になっているのです。案の定、取れてしまいました。右の写真は、とりあえずセット
部を再生させた状態です。
 正直、OLDのGRETSCHはあまりきっちり作ってないので、隙間があり接着剤の
跡がこの様に残っているのです。これから接着剤を取ったり、形を整えます。
当然、左の写真のネックのセット部もマホ部分を取り新たに制作し、メイプルとダボ
で元のように接着します。
このとき、セット部の形は新たに修正したBODYのセット部に合わせて作り直します。

 今回は途中の写真が無くなってしまいましたので、いきなり終了写真です
みません。セル部分は貼り直し、剥がれ具合は塗装終了後に元のような質感
にするために剥がしました。
 塗装自体も極力薄くして、質感や手触りなどを元の状態と相違ないように
仕上げました。
 今回は、絶対に二度と取れないようにとのことで(LIVEやRECには殆どこ
の楽器を使いまくる方なので)写真にあるように、接着後に補強のダボ打ち
をしました。
 OLDのGRETSCHではよく、セット部にこの様なダボがあるのでそれに習
った感じで、この様にわざと色を濃くしてみました。
           本人の希望でGRETSCHっぽくということで・・・。

<<今回の修理について>>
OLD GRETSCHのこの様な修理は、その他のセットネック物より比較的容易なので安く行えます。
修理期間は、約1ヶ月くらいです。OLDなので塗装が薄くすみ、比較的早く仕上がります。
ちなみに、今回はなるべくオリジナルの音を崩さずに!という事もあり、約1ミリの隙間をある部分に残しました。
やはり、あまりにきっちりに作ってしまうとGRETSCHでなくなってしまうのです。
僕らには、はっきりと分かりませんが持ち主には分かるので・・・。いや本当に何事にもやりすぎは・・・。
きっちり作りすぎてもいい音にはならないし・・・本当ですよ。

修理 2001-2003
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