この写真は、裏板を剥がした状態です。

 サイド板がワニの口の様にバックリ!割れてしまいました。この様な場合は、裏板を剥がし
てサイド板の割れ部分を裏から補強して接着します。((写真の四角い板は以前修理された物
ですが、接着剤の跡残り、割れからズレている最悪な修理です。接着剤がこの様に残ってい
るのはアロンアルファの様な物という事なので良くないです。音とか考えていないとりあえ
ず着けちゃえ!という修理です!))
 裏板を剥がす手順は、まずセルを剥がします。(これは比較的、容易に剥がせます。)
次に、慎重に熱やへらなどで少しずつ接着面の隙間に入れていきます。これが大変(TT;)
             割れないように、慎重になのです・・・・。

 なかなか以前の接着剤が取れなくて苦労しましたが、あまり削ると薄くなってしまうので
これくらいで勘弁・・。(だから、アロンとかを使うと浸み込みすぎてダメなのです!!)
 割れがひどいところは、マホガニー材で、それ以外は薄い板で補強します。
あまりにしっかりやりすぎると音に影響があるので、補強と音の両面から考えて修理するの
です。

 サイド板の補強が終了したところで、次は裏板の接着です。
サイド板の四角いところは、破片が無くなった部分でこの様にとりあえず埋めます。
 次に、セルを張り直し全体的に修正した後、塗装に入ります。
今回は当時の新品状態に仕上げますので、塗装は剥がしました。右の写真は同じ方向から撮
りました。割れ修正部分が、あまり目立たないようになっているでしょう?
OLDを持っている人は見た目も気にしますからなー・・・・・

<<仕上がり!>>
 いやー長い道のりでした・・・。写真がぼけていてすみません。
ネックとボディの色味が同じくらいになっているでしょう?どうです?こんな位なら許せるか
なー?今回は、いろいろやりました。
 裏板剥がして、サイド板補強してセルも張り直して(元の物を使っているので面倒くさいの
です) 塗装をやり直して裏板などの補強やトップ板の補強などもあり、いやー大変だった
です(TT;)いや、本当。

修理 2001-2003
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